福岡県知事ならびに福岡市長を表敬訪問し、パピオアイスアリーナ再開に向けた支援をお願いしました。
当社が運営するパピオアイスアリーナは、1987年に閉場した「福岡スポーツセンター」に代わる屋内アイススケート場として、当社、西鉄、福岡市など12団体で設立した「株式会社千代文化スポーツセンター」にて1991年に営業を開始しました。
その後、当該事業は2009年に当社が株式会社千代文化スポーツセンターより、累積損失20億円含みで継承し、利益均衡での経営を続け、昨年6月末に設備老朽化により当該施設を休館し、現在に至っております。
当該施設の再開に際しては、老朽化設備の改修に5億円程度の投資を必要とし、これまでの当該事業の経緯を踏まえ、当該事業への投資を当社だけで賄うことは経営の観点から難しいと決断いたしております。
このような状況下、アイススケート愛好者から存続を求める5万5千人の署名や日本スケート連盟からの再開に向けた支援表明と、支援を前提とした再開要請があり、当社としては多くのアイススケート愛好者の想いや競技団体としての当該施設の重要性と支援意思を真摯に受け止め、2022年7月14日に、再開に必要な改修工事費の支援を福岡県および福岡市に対して要望した次第です。
今後、当社は連盟や支援された方々の想いを受け、福岡県スケート連盟が行っているクラウドファンディングの状況や県・市からのご支援などの状況を注視しながら、一日、一分一秒でも早い再開に向け前向きに取り組んでまいります。